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信号機

こんにちは マンスリーレンタカー 賃貸自動車 岡山店でございます。

お車を運転されるにあたり、順守しなければならないのは交通ルールになります。その中でも信号は当たり前の存在ですし深く考える事なく信号機の表示に従ってお車を走らせている方も多いと思われます。

その一方で、「今日は信号に引っかかってばかり」や「今変わったばかりなのにもう赤に変わるの?」など、自車が赤信号ばかりに引っかかり思い通りに走れずにいますと強く意識させられるのも信号です。

信号機は各都道府県の公安委員会によって設置され、警察によって管理されています。信号制御の設定も信号機の管理の一つに含まれますので、信号の変わるタイミングは信号機の所在する都道府県の警察が決めていることになります。

信号機には大きく3つに分けることができます。

一つ目が押しボタン式になり、歩行者が押しボタンなどを押したときだけ横断歩道側が青信号になり、車両側が赤信号になるものです。

二つ目が感応式になり、車両を感知しながら制御する信号機になります。交差点に備わるセンサーが車両の流れを感知して信号の変わるタイミングを制御するのですが、交差するふたつの道路の青信号の時間を調整するものから、車が来なければ片側はずっと赤信号というものも存在します。

三つ目がプログラム多段式になり、これは平均交通量に基づいて算出された制御パターンをあらかじめ登録しておき内臓のスイッチにより自動的に曜日や時間を判別して制御する信号機になります。

どのタイプの信号機かは政令に基づいて公安委員会が設置し、基本となる制御パターンを警察が決めて現場の状況で信号機が変更すると言う仕組みになっております。つまりどのタイプの信号機にしても信号の変わるタイミングは、歩行者や通行する車両の状況から決定していることになります。

上記はあくまでも交差点単独で一定のサイクルに基づき変わる信号制御についてで地点制御と呼ばれるものになります。これとは別に、複数の信号機を連携させる系統制御や地域制御という制御方式があります。

系統制御とは、おもに主要幹線で行われる方式になり、車両をスムーズに走行させるために、連続して設置されている信号機を互いに関連付けて制御します。

地域制御とは、多くの信号が設置される都市部で行われる制御方式になります。複雑に絡み合う交通状況を収集・分析し各交差点の信号機に的確なタイミングを指令して制御します。

他にも、高速感応式制御やジレンマ感応制御、バスなどの公共車両の定時運行やパトカーなどの緊急車両の現場急行を支援するシステムもあり、実に多くの方法で緻密にコントロールされている事が分かります。

ですが、すべてにおいて最優先される信号は警察官による手信号になりますので、信号機が機能していない時はもちろんですが、機能している時でも警察官の指示に従うようにしましょう。