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見落とし事故防止

こんにちは マンスリーレンタカー 賃貸自動車 岡山店でございます。

今年のお盆は記録的な大雨となり、運転をされていて危ない思いをされた方もおられるのではないでしょうか。

雨天時の事故で最も多い事故の形態はスリップ事故です。

夜間はさらに視界が悪くなることから昼間よりも事故の発生確率が高まります。

対向車と自身のクルマのヘッドライトが重なる部分において、お互いの光が反射しあってしまい、その間にいる歩行者等が見えなくなってしまう蒸発(グレア)現象にも注意が必要になります。また、路面の雨水にヘッドライトの光が乱反射することで、停止線やセンターライン、横断歩道などの道路標示が見えにくくなるこがあります。これも同じ蒸発現象になります。

この現象が起こると自分の車線を確認する事などに気をとられて歩行者の発見が遅れてしまうこともあります。信号機のない横断歩道では、特に注意が必要になります。

特に雨天時の夜間には、降雨の状況によって顕在危険(目に見える危険)に加えて潜在危険(目に見えない危険)の度合いが高くなりますので、危険を予測して速度を控えて、十分な車間距離をおいた運転を心掛けたたいと思います。

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夏のスタッドレスタイヤはご注意を

こんにちは マンスリーレンタカー 賃貸自動車 岡山店でございます。

冬場にご利用になられます方が多いスタッドレスタイヤですが、お忙しくされていて交換のタイミングを逃してしまったり、交換作業が面倒に感じたりと様々な理由から交換が出来ていないお車を街中で拝見する事がございます。

夏場のスタッドレスタイヤにはデメリットがあります。

見た目てきには分かりにくい部分になりますが、ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤではゴムの硬さに違いがございます。

ゴムの性質上気温が高いと柔らかくなり、気温が低いと固くなります。スタッドレスタイヤは冬の寒さでもグリップ力を確保するために柔らかいゴムを使用してあります。-20度でも固くならずに冬の走行を手助けしてくれます。

しかしながら路面の温度の高い夏場においては、ゴムが柔らかくなりすぎるためにグリップ力が低下する事になります。

ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤを比較してみると溝の数が違う事が分かります。ノーマルタイヤには特に太くて深い溝が刻まれていますので年間を通して濡れた路面で性能を発揮してくれます。

スタッドレスタイヤにはブロックの中にも細かな溝が刻まれており、この溝が水圧に負けて変形する事によって水はけが悪くなりハイドロプレーニング現象を起こしやすくなります。

先述した通り、気温の高い夏場のスタッドレスタイヤはゴムが柔らかくなり、ノーマルタイヤに比べてグリップ力が低下し、さらにゴムが変形しやすいのでブレーキの効きも悪くなります。

また摩耗もしやすいですし、耐ハイドロプレーニング性能が低いので濡れた路面では思っている以上に危険です。タイヤに寿命を延ばすためにもシーズンが終了したらノーマルタイヤに履き替え事をおススメいたします。

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車内の温度を下げる方法

こんにちは マンスリーレンタカー 賃貸自動車 岡山店でございます。

梅雨もあけて暑さに悩まされる季節がやって参りました。日中の太陽にさらされたお車の車内の温度は50度に達する事もございます。

そんな時に素早く車内の温度を下げる方法をご紹介させて頂きます。

フロントガラスなどのガラス類は太陽の光を透しますので、暑い季節には車内に熱をためてしまします。また、ダッシュボードが太陽の日光に照らされることで内部に熱をためて、熱伝導効果により車内の空気を温めてしまいます。

これらの2点が車内温度を上昇させる主な原因となります。

温められた空気を常に車外に放出できればよいのですが、よほどの安全な場所ではない限り窓を開けた状態で車の駐車は危険です。可能な限り涼しい場所にお車を駐車する事によって温度上昇を抑えることはできますが、多少の温度上昇は避けられません。

車内の温度を下げる方法として一般的に知られている方法で最もアナログ的なのが、ドアの開閉を繰り返す事です。

やり方は運転席もしくは助手席のドアを開け、開けていない反対側のドアの窓を開けた状態にして、開けた側のドアを開閉します。車内にたまった暖かい空気が車外に押し出されることによって、車内の温度を下げることができます。

ですが、車内の温度を下げる最も優れている方法は、エアコンを作動させた状態で窓を全開にし外気を取り入れる事です。

方法としては、エアコンを作動させ外気導入しながら窓を全開で走行します。少し時間が経ったら窓を閉めて内気循環にするのが熱くなった車内の温度を早く下げることができます。

エアコンを作動させているにもかかわらず窓を全開にすることに疑問を持たれる方もおられると思いますが、高温になった空気を入れ替えて車内の温度を下げる点に注目すれば非常に効率的な方法になりますので、お試しください。

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エンジンがかからない時

こんにちは マンスリーレンタカー賃貸自動車 岡山店 でございます。

クルマの故障やバッテリー上がりでもないのに、車のエンジンがかからないというお声をお聞きする事がございます。昨日までや先程まで使用できていたのに急にエンジンが始動しなくなると焦ってしまうと思いますが、本当に故障でなければいくつかの原因が考えられます。

AT車の場合には最初にブレーキペダルを踏みこむ必要がございます。その際にブレーキペダルの踏み込みが弱い為にエンジンが始動しないことが考えられます。また、AT車においてはシフトレバーの位置をご確認下さい。「P」もしくは「N」以外の位置ですとエンジンが始動しません。シフトレバーの位置を確認しブレーキをしっかりと踏み込みエンジンを始動させましょう。

クラッチペダルのあるMT車においては、クラッチペダルとブレーキをしっかりと踏み込みながらエンジンを始動させてください。

次に考えられるのが、ハンドルロックになります。

ハンドルロックが作動している状態ではエンジンが始動できない場合がございます。ハンドルロックとは車の盗難対策の防犯機能となり、キーを抜いた状態でハンドルを回すとロックがかかり一定の範囲以上は回らなくなる機能でございます。ハンドルロックを解除する方法は、キーを鍵穴に差し込み回しながらハンドルを左右に動かすことで解除できます。エンジンスタートスイッチを押す仕様のお車でもハンドルを左右に動かしながらエンジンスタートスイッチを押すとハンドルロックが解除されます。

次に電子キーの電池の残量不足や電池切れによってエンジンが始動しないこともございます。電池が切れてしまうとドアのロックも解除できませんので車内に入る事もできません。電子キーには予備のキーが内蔵されておりますので、予備キーをを取り出して鍵穴に差し込み手動で開錠することもできます。

電池切れを起こした場合でも、電子キーにてエンジンを始動させることが可能です。一般的な方法ですと、ブレーキペダルを踏みながら電子キーをエンジンスタートスイッチに近づけてから、一定時間内にエンジンスタートスイッチを押せばエンジンを始動することができます。

電子キーが電池切れを起こしてしまった時の対処方法は車種により異なりますので必ずご自身がお使いのお車の取扱説明書をご確認の上で操作を行ってください。

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雨の日の注意

こんにちは マンスリーレンタカー 賃貸自動車 岡山店でございます。

雨などで路面濡れている時にクルマがスリップして、ヒヤリとしたご経験はございませんでしょうか。

車がスリップをしてしまう主な原因は2つございます。

1つはハイドロプレーニング現象です。

ハイドロプレーニング現象とはタイヤと路面との間に水が入り込んでしまい、コントロールが効かなくなってしまう状態の事を言います。雨天時や積雪時の道路や凍結した路面などにておこります。ハイドロプレーニング現象が起きてしまうとハンドルやブレーキが正しく機能しなくなり、車が制御不能になってしまいます。

2つ目に土や砂の多い路面

水と同様に路面上の土や砂などがスリップしやすくなる要素になります。タイヤの溝やタイヤと路面の間に土や砂が入り込んでしまう事で、タイヤのグリップ性能が低下してしまいハイドロプレーニング現象と同様に車の制御が難しくなります。雨の降り始めも路面に土や砂が浮き上がる事によってスリップしやすくなりますので、雨天時に土や砂の多い道路での走行にはさらに危険性が高まりますので注意が必要になります。

万が一車がスリップしてしまった場合の対処法として、まずやってはいけない事としては、アクセル・急ブレーキは踏まないです。

スリップにより、タイヤが地面をグリップしていない状態でアクセルを踏んでも加速しません。アクセルが反応しないからと言ってスリップ時にアクセルを踏んでしまうとグリップ力が戻った時に急加速をしてしまうため危険です。ハンドル操作が追い付かずにカーブから飛びだしてしまう可能性や前を走る車に追突してしまう危険があります。

急ハンドルも非常に危険になります。スリップを起こした際に急にハンドルを切ってしまうとタイヤのグリップ力が戻った際に、いきなり思わぬ方向にクルマが方向転換してしまいます。スリップを起こすとハンドルが急に軽くなりますので、この時にハンドルを急に動かさないように気を付けましょう。

クルマがスリップを起こしてしまうとパニック状態に陥ってしまかもしれませんが、アクセルやブレーキ、ハンドルなどを極端に操作しないように気を付ける必要がございます。

スリップを起こしてしまった時の対処法を知っておくことは大切ですが、最も大切なことはスリップを起こさないように気を付けて運転をすることが大切です。