post

スタッドレスタイヤは雨には弱い

こんにちは。
マンスリーレンタカーの賃貸自動車 名古屋です。

今季の冬は、各地寒気が入り込み、賃貸自動車のマンスリーレンタカーでも
オプションのスタッドレスタイヤ着用をご希望いただくことが多くなっています。

東海地区では、特に岐阜から富山方面につながる東海北陸自動車道では、区間の違いこそあれ、ほぼ3月まではチェーンまたは冬タイヤ規制が出ており、
安全のためにもスタッドレス装着をお勧めしています。

しかし、名古屋などの平地では、積雪はほとんどなく、スタッドレスで雪道を走ることはほぼありません。
あくまで、積雪地域に向かう時や、年1回~2回寒気が来たときの積雪に備えての着用かと思います。

スタッドレスタイヤは、その特性上、ノーマルタイヤと比べるとゴムが非常に柔らかく、トレッド(溝の形、深さ)が複雑です。そのため、雪道や凍結路でしっかり路面をつかめる仕様になっています。

ただ、その分、水分を多く溜めるため、雨の日は道路とタイヤに水の膜ができやすく、非常に滑りやすくなります。

今はスタッドレスタイヤもかなり性能が上がっており、対応しているものもありますが、一般的に雨の日はノーマルタイヤの1.2~1.5倍は制動距離が伸びます。

特に雨の高速道路などで、ノーマルタイヤと同じようなスピードでカーブに入ると大変危険です。

都市高速などはカーブも多く、道路の継ぎ目も多いため、特にスタッドレス着用時は、カーブ手前の直線で十分速度を落とし、カーブ途中で急ブレーキや急ハンドル操作しないよう、気を付けて走行しましょう。

スタッドレスタイヤは雪には強いが、雨には弱いです。

今日も安全運転で行きましょう。