こんにちは マンスリーレンタカー賃貸自動車 岡山店でございます。
朝晩と冷え込みがきつくなり、最低気温が10℃を下回るような寒い時期のお車で手がかじかんでしまったり、寒さで足が震えてしまうと運転にも支障がでてしまします。
乗り込んですぐに暖房を作動させて、早くお車の中を暖めたくなりますが暖かくなるまでには意外と時間がかかってしまいます。
エンジンを始動してすぐに暖房をつけると、かえって暖かくなるまでに時間がかかってしまうのをご存じでしょうか。
お車に搭載をされております暖房はエンジンから発生した熱を利用しております。エンジン内からラジエター送られる熱くなった冷却水の熱が暖房の暖かい空気の元となります。
ですので、エンジンが冷えている始動直後などに暖房を作動させても冷たい空気しか出てこないのは冷却水が十分に温まっていなことが原因となります。
暖房のスイッチを入れるとブロアーが回り始め、このブロアーが車内の冷たい空気を冷却水に当てて当たった空気は暖かい空気として再び車内に送られるという仕組みになっております。
お車の暖房は、車内を暖めるだけでなく冷却水の水温を下げる効果もございます。そのために、まだエンジンが温まっていない状態で暖房をつけてしまうと、せっかく温められた冷却水が冷まされてしまいます。いつまでも冷たいままという事はございませんが、エンジンを効率よく暖める為には逆効果になります。冷却水が温まらなければ、暖房を作動させても暖かい空気は出ないことを覚えておくといいでしょう。
暖房が効き始めます目安となりますのは、水温系の針が動き始めたり50℃を上回った時や、青い水温系警告灯が消えたあたりとなります。
それまでは、暖房のスイッチをつけないことによって、早く暖房を効かせるコツとなります。