長く車に乗っていると、『エアコンの効きが悪い、冷たい風が出ない、車が止まると風が出ない、そもそも風が出ない、くさい、、』など様々なエアコンの不調故障があります。真冬や真夏にエアコンの負担が大きくなる時期にもよく故障が発生します。
故障しやすい箇所やその症状も、ある程度決まっているので、症状と部品を知っておくだけでも修理の際に、説明しやすいので、簡単に理解しておきましょう。
エアコンには様々な部品が使われており、故障個所によって症状も異なりますので、修理の際は、どこがどうおかしいかを整備士に伝えるとこから始まります。
代表的な部品は2つ『コンプレッサー』と『エバポレーター』です。
その故障の代表的な症状です。
冷房が効かない場合、コンプレッサーが故障している可能性を疑います。
微妙に冷房が出る場合で、コンプレッサーが正常ならエバポレーターが詰まっている可能性があります。
あとエアコンフィルターを交換しているのに臭い場合も、エバポレーターが詰まっている可能性があります。
そしてもう一つよく故障原因として発生するのが、
『ファンモーター』です。エンジンルームからたまに『カラカラ』異音が発生している場合、『ファンモーター』の不調か、全く送風口から風が出ない場合、完全に止まっているので、オーバーヒートの警告灯が点灯します。
あと他には、エアコンガスが抜けている場合です。
こればガソリンスタンドでもガスの補充ができるので、補充すればすぐ直ります。
本当にざっと上げさせて頂きましたが、発生する故障はこのくらいです。
エアコンが故障して使えないと本当に困りますよね。
毎日の運転していると、小さい症状でも違和感を感じるので、そういった症状に早く気づいて、異音や、匂い、振動の場所などしっかり感じ取って、お近くの車屋さんに連絡してみましょう。